坐骨神経は治るの?原因や対処法ー東広島西条整骨院・鍼灸院ー
2025年05月2日
こんにちは!
広島県 東広島市 で皆様の健康のお手伝いをしている東広島西条整骨院・鍼灸院です!
最初に前回のブログにて、
「椎間板ヘルニアの対処法!実は産後のお母さんはリスクアップ?!」についてをお伝えしました。
ご覧になられていない方はこちらもチェックしてくださいね!👇
http://higasihiroshima-saijoseikotsu.com
今回は
坐骨神経は治るの?原因や対処法!
お尻や足の後ろにかけて、突然、ピリッと電気が走るような痛みを感じたことはないでしょうか。その症状は、もしかすると坐骨神経痛かもしれません。
痛みはストレスの原因にもなり、生活の質が下がることにもつながるため、できるだけ早く取り除きたいですよね。
そこでここでは坐骨神経痛の原因になることや、セルフケア、治療方法などについて解説します。下半身のしびれや痛み、うまく動かせないなどの症状でお困りの方はぜひ参考にしてください。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛というのは、病気の名前ではありません。頭痛、腹痛、などと同じく痛みの総称です。痛みの他にも、しびれや感覚の麻痺などさまざまな症状があります。
坐骨神経が圧迫され、刺激を受けることによって痛みが起きます。中高年で発症することが多いですが、近年では若い方にも増えている症状です。これはデスクワークによって長時間同じ姿勢でいることが理由だと考えられます。
坐骨神経はどこにあるの
坐骨神経は腰を通って梨状筋というお尻の筋肉から足に向かう神経です。膝の下で2手に分かれ、足の前側と後ろ側に分かれています。ボールペン程の太さがあり、全長1m以上と体の中では最も太く長い神経です。
坐骨神経の症状
坐骨神経の痛みは人によってさまざまに表現されます。「ピリピリとしびれる感じ」「チクチク刺すような痛み」「焼けるようなチリチリした痛み」「ピーンと痛みが走る感じ」「ズキンとする痛み」などが腰からお尻の真ん中あたりに起こるのが一般的です。
その他にもしびれや力が入らない、などの症状を訴える方もいます。
通常、坐骨神経痛は右側か左側のどちらかだけに発生し、両方一度に痛くなることはありません。また動作時に痛みを感じることが多く、安静にしている時、背中を伸ばした状態や座っている時には痛みが和らぐのが特徴です。
坐骨神経痛の原因
◯年齢による筋肉の衰え
背筋や腹筋が衰えて腰椎を支えきれなくなり、腰部の神経を圧迫することも原因のひとつです。また梨状筋というお尻の筋肉が固くなり、坐骨神経を圧迫することによっても坐骨神経痛が起きることがあります。
◯その他の疾患
坐骨神経痛は疾患の名前ではないため、必ず原因となるものがあります。坐骨神経痛の原因となる病気はさまざまで、腰部脊椎狭窄症や椎間板ヘルニアの他にも、変形性腰椎症、腰椎分離症、分離すべり症、脊椎炎、脊椎カリエス、腫瘍、などが考えられます。
他にも中毒性の疾患や、喫煙、ストレスによっても起こることがあります。
女性の場合はさらに子宮内膜症などの婦人科系の疾患が隠れている場合があり、注意が必要です。
坐骨神経の治療
坐骨神経痛の検査や治療をしたい場合は整形外科を受診します。整形外科では患者さんの訴えをもとに坐骨神経痛の診察をしますが、基本的には対症療法で様子を見ることになります。
手術をするまででもないものの、対症療法を続けても症状を繰り返してしまったり、良くも悪くもならなかったりする場合には整体院で施術を受けるのもひとつの方法です。
整形外科と整体院との違いをよく理解しておくことで、適切な治療法を選択できます。もう少し詳しく、病院と整体院との違いについて見てみましょう。
病院の場合
病院では画像診断などを用いて、隠れた疾患などがないかを調べることができます。また痛みを取るために手術や投薬によるアプローチをします。
主な治療法は対症療法が一般的で、根本的な症状を改善するには時間もかかります。手術は最後の手段ですが、根本的な原因となっている姿勢の悪さや血流を改善するものではないため、再び痛みが起きることも珍しくありません。
整体の場合
整体院では画像診断をおこなうことができません。しかし凝り固まった筋肉をほぐし、歪んでいる骨格を正しい状態に戻すことによって骨や神経への負担軽減を図ることが可能です。患者さまの姿勢や生活にもアプローチして痛みの根本的なところからの改善を目指すのが特徴です。
痛みが起きている場所(トリガーポイント)を特定し、その場所に対して重点的に施術をおこなうのが整形外科と異なる点です。
坐骨神経の予防とセルフケア

坐骨神経痛の予防において、日常生活におけるセルフケアは最も重要です。いくら治療しても根本的な原因が改善されないなら、一時的に楽になっても必ずまた痛みが起きるからです。
ここからは、坐骨神経痛の予防のために普段から気を付けたい点についてまとめました。
◯姿勢の改善
姿勢はとても大事です。横から見たときに、背中が自然なS字カーブになるような姿勢を心がけましょう。脊椎管狭窄症の場合は背中をそらしすぎると痛みが生じます。反対に椎間板ヘルニアで坐骨神経痛が起きている方は、体を前かがみにすると痛みが出やすくなるため注意しましょう。
椅子に座るときはしっかりと両足を地面につけるようにして腰掛け、足を組まないようにします。
血流が悪くなると筋肉のコリを引き起こすため、良い姿勢を保つことが重要です。
◯食事の改善
筋肉を保つためにはタンパク質が必要です。バランスの取れた食事を心がけることで十分な量の筋肉を維持できます。
また、きちんとした食生活は肥満を避けることにもなります。肥満は腰に負担をかける大きな原因です。規則正しく、バランスのとれた食事によって肥満を避けることは坐骨神経痛を軽減するためにとても大切です。
◯ストレッチ
ずっと同じ姿勢で仕事をしなければならないような時は適度にストレッチをおこないましょう。
特に座りっぱなしのデスクワークの場合、腰の血流が悪くなります。意識して股関節のストレッチをおこなうことで、坐骨神経痛を予防できます。
◯その他
その他にも禁煙や靴を見直す、ストレスを発散するなども大切になってきます。
坐骨神経痛でやってはいけないこと
◯長時間同じ姿勢でいること
同じ姿勢で長時間作業をしていると、血流が悪くなります。血流が悪くなった部分の筋肉は硬くなり、柔軟に体の重みを支えることができなくなります。
腰の筋肉が硬くなることにより、脊柱管を支えることができなくなり神経が圧迫されたり、椎間板が飛び出して神経を圧迫したりして痛む原因になるのです。
特に長時間座ったままのデスクワークをおこなう方は、ときどき立ち上がって腰を伸ばす運動や股関節のストレッチをするなどして、意識的に血流を促しましょう。
◯背中をひねる
もし腰に問題がある場合、背中をひねったりねじったりする動きは、腰に負荷がかかるため避けましょう。
痛みがないときでも、ひねったりねじったりするような動きをするときは、正しい体の使い方をするとともに事前に体をほぐし、準備運動をしてからおこなうようにすることが大切です。※また、重いものを持ち上げるときも同様です。
◯肥満
太りすぎると腰にかかる負荷が大きくなるため、肥満は坐骨神経痛を悪化させます。
自分の適性体重を把握し、コントロールすることが大切です。バランスの良い食事と共に適度な運動を心がけましょう。
まとめ|坐骨神経痛は改善できる
坐骨神経痛は辛いものです。症状が悪化すると、痛みが長期化したりしびれたりして生活にも支障が出ます。普段から正しい姿勢を保つことや、正しいケアの仕方を知っておきましょう。
坐骨神経痛は整体院でも対処が可能です。東広島西条整骨院・鍼灸院では、患者さまの痛みの根本にアプローチするとともに、生活スタイルの改善や正しいケアの方法などをご提案しております。
坐骨神経痛やその他にも様々な症状にお悩みの方はぜひご相談ください。
当院のインスタグラムもチェック!
instagram.com/higashi_hiroshima_saijoin
当院のGoogle口コミもご覧ください!