肩が挙げられない⁉ 四十肩・五十肩?-東広島西条整骨院・鍼灸院-

2024年03月5日

こんにちは! 広島県 東広島市 で皆様の健康のお手伝いをしている

東広島西条整骨院・鍼灸院です!

前回のブログにて産後の骨盤矯正の重要性をお伝えしました。

「産後の骨盤に起こる変化と産後骨盤矯正の重要性」ぜひ、チェックしてくださいね!

 

今回のテーマは

「肩が挙げられない⁉」四十肩・五十肩についてです!

 

日常生活の中で

・服を着る時、腕や肩が動かしづらい

・髪を洗う動作で肩が痛む

・肩に常にこわばった感じがある

・返りがつらい、夜中に肩の痛みで目が覚める

・久しぶりの運動後、肩に痛みが出た

この様な症状でお悩みではありませんか?

これらの症状を日本では四十肩や五十肩と呼ばれています。

 

 

四十肩、五十肩は正式には「肩関節周囲炎」という疾患群のことをいいます。

40~50代に多く見られます。理由として、加齢によって肩周辺の組織がもろくなり始めること

一方で仕事やスポーツなどまだまだ活発に体を動かす人が多いこと

肩関節は動く範囲が大きいために骨以外の組織が引っ張られやすいことなどがあります。

 

四十肩・五十肩の原因

肩関節周辺に起こる炎症が痛みの原因であり、その点が肩こりとは大きく異なります。

炎症の主な3つの要因

①腕の筋肉の骨付着部にある腱の炎症

②上腕骨頭の周囲筋の筋バランス低下

③骨と腱板の間に石灰がたまり、炎症が起きる(石灰沈着)

この要因によって肩関節の動きが制限されてしまうので日常生活動作がしづらくなり、

夜間に痛みを感じることもあります。

 

時期によって変わる症状

五十肩は経過に伴い、症状が変わっていきます。

症状の軽減や早期回復、悪化の予防のためには、経過に合わせて

肩の安静と運動療法を適切に使い分けることが大切です。

 

急性期(発症から2週間程度)

急性期は、痛みが強いものの、無理をすれば肩を動かすことができます。

痛みは、肩を動かしたときだけでなく、安静時や就寝時にも現れます。

痛みを伴う動作は無理に行わないようにしましょう。

慢性期(6か月程度)

慢性期は、痛みは軽減しますが、肩が動かしにくくなります。

無理に動かそうとすると痛みが出ます。痛みが軽減してきたら、

硬くなった肩関節をほぐすために肩の運動を行い、少しずつ肩の可動域を広げていきます。

回復期(1年程度)

回復期は、徐々に痛みが解消していき、次第に肩を動かしやすくなります。

しかし、数年かかる場合や、症状が残ることもあります。この時期には、

肩の可動域や低下した肩の筋力を取り戻すため、積極的に肩の運動を行います。

 

この記事を読んでいる方は、

肩の不調に悩んでいるのではないでしょうか?

長年の肩こりや最近の肩の違和感を放置せず、早めに治療を始めることが大切です。

 

また、糖尿病がある人は、そうでない人と比べて五十肩になりやすく

治りにくいことがわかっています。糖尿病により血糖が高い状態が続くと、

関節包などを構成しているコラーゲンが硬くなりやすいためと考えられています。

糖尿病のある人は五十肩の発症や悪化を防ぐためにも食事運動などで

血糖を適切にコントロールすることが重要です。

 

当院の四十肩・五十肩への施術

当院では、肩に負担がかかる姿勢が原因でないかなど、

痛みや可動域の制限の根本的な要因を見極め、早期に改善することを目指します。

炎症が起きている場合は、無理に動かすことなく、

患者様の個々の状況に応じたオーダーメイドの施術を提供します。

肩に痛みや違和感が少しでも感じられたら、症状が悪化する前に

当院で施術を受けることをおすすめします。

東広島西条整骨院・鍼灸院

℡ 082-437-5988